秋の夜長に読みたい本#ヨミモノソムリエ

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秋って、すごく好きな季節です。
って私、どの季節でも、そんなこと言ってるんですけどw
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そういえば、私が、秋の中で、特に好きなのは１１月かもしれないなぁ。
そのきっかけとなったのが、この本。

「若草物語」

南北戦争時代の北部の四姉妹を描いたお話なんですけれども、
確か次女のジョーが１１月生まれっていう設定だったと思うんだよなぁ。。。
他のお話と混同していたら本当にごめんなさい、
でも、確か「１１月って何にもなくて、ツマラナイ月ねぇ」とか言ってた気がするんだよねー。
（おぼろげな記憶）

この四姉妹はそれぞれ性格が違うんですよね。
温厚でおしとやかな長女、メグ、
お転婆だけど本好きで小説家に憧れる次女、ジョー、
病弱だけど芯が強い三女、ベス、
明るくおっちょこちょいな四女、エイミー、
と、それぞれ魅力的なんですけど、私が一番好きだったのは、
やっぱり、ジョー！！！

お転婆だけど、本が好きっていうギャップが本当に素敵でしたね。
そのころは、ジョーに憧れて、とにかく外で本を読んでいました。
確か、木に登って、リンゴを齧りながら本を読んでるシーンがあったの。
田舎だったので、早速、裏山の畑に行って実践しました。
大きな木に梯子かけて昇って、悦に入ってましたwww

裏山の畑からは、
川に向けて、ずーっと下っていく段々畑が見渡せて、
暮れていく秋の夕日を見ながら、
「アメリカの夕日も、あんなかなぁ。。。」
なんて思ってたな。
今思えば、とっても豊かな読書体験ですね。

四姉妹の成長がみずみずしく描かれたこの作品。
大人になった今、もう一度読みたいなぁ。

「梟の城」

秋は日本の歴史小説が読みたくなるのは私だけでしょうか？
今は海の近くに住んでいるから、全然わからないんだけど、
実家の方では、この時期、息をすると稲穂の香りが胸に満ちます。
その瞬間、ふっと、遠い昔からの、歴史の繋がりを感じるような気がするんですよね。
過去から、連綿とつながってきた、日本の香り。

梟の城は、司馬遼太郎作品ですね。
歴史に忠実じゃないっていう人も多いけど、
私は大好きな作家です。

出てくる男性がかっこいいんだよねー！！
男性作家が描く男性像だけあって、
本命の女性おるのに、道中で女買ったりwww
おい！って思うことも、多いねんけどw

１０代のとき、司馬遼太郎よく読んでたんだけど、
なんか、すでに「男、わかったわ、私」
みたいになってましたねwww
何様だよ、マジでwww

あ、本筋に全然触れていないw

時は安土桃山、
伊賀忍者として豊臣秀吉の暗殺を狙う葛籠重蔵（つづらじゅうぞう）と、
伊賀を捨て武士として立身出世しようとする風間五平の生き様が描かれます。
武骨な重蔵と、知的な五平の対比がいいんですよね。
徳川家康や服部半蔵、石川五右衛門など、実在人物も巧みに配置された歴史群像劇です。

伏見神社のシーンで、
薄暗い中、鳥居の上に忍者がいるとか、
壮麗な金屏風の不気味さとか、
非常に視覚的なんですよね。

ちなみに、私はあさげのシーンが好きです。
戦いの連続の中に、ぬくもりがあって。。。
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まとめ

今回、私がお題を出したのに、
秋が舞台の小説が特にないっていう。。。
私自身が、秋に読んだっていう思い出だけっていう、
中途半端な感じですがwww
でも！！
今回は、たくさんのソムリエが参加して下さったので、
きっとお気に入りの作品が見つかるはず！

ぜひぜひ、全件、飲み歩いちゃってください！！！
もちろん、私もお邪魔いたします♥

aiさん

ジュリカさん

かみじょーさん

つくさん

米やんさん

さかもとみきさん

みなさんも、ぜひ、秋の夜長を飲み明かし、
もとい、読み明かそうではないですか！

ではでは、しーゆー♥
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