エヴァンゲリオンとは？セカンド・インパクトとは？2015年の今、考察しよう

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時は満ちた。2015年を迎えた今こそエヴァンゲリオンについて、考えてみたい。

私とエヴァンゲリオン

私がエヴァンゲリオンを見たのは、折しも14歳の頃。残念ながらリアルタイム世代ではないが、宮崎アニメ→巨神兵→庵野秀明という流れでエヴァンゲリオンにたどり着いた。
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当時14歳だった私はまさにシンジくんとシンクロするように、あの世界観にのめり込んだ。

しかし、作品の舞台となった2015年の今、私はシンジくんではなく、ミサトさん世代となっている。

セカンド・インパクトとは何だったのか

結局、セカンド・インパクトは起こらず、今も作品放送時と地続きの日々が続いている。

いや、本当にそうだろうか？
現実社会において、セカンド・インパクトに当たる出来事は、なかったのだろうか？

シンジくんはデジタルネイティブ世代

エヴァンゲリオンとシンクロできる彼らと我々世代の違いは何だろうか。
考えてみると、デジタルネイティブであるかどうか、ということが挙げられる。

14歳の彼らが物心ついた頃から、パソコンやスマートフォンが身近にあったはずだ。
もちろん、インターネットも。

そう、私は、セカンド・インパクトとは、インターネットの出現だと考えている。

作中のセカンド・インパクトとは違い、世界を目に見えた形で大きく変えることはなかったかもしれない。しかし、世界の中身は、我々の実感以上に、大きく、激しく、変わったはずだ。
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ミサト世代は、その激変を目の当たりにした世代だが、恐らくデジタルネイティブ世代とは違う感覚でインターネットに接している。

今、14歳と接することはないのだが、20代前半の方と接するとき、ネットに関して、明らかに感覚の違いを感じる。
彼らは本当に自然に、構えずに、他の日常家電と同じような感覚でインターネットを使いこなしている。
そのためか、我々にはない発想に溢れている気がする。

僕らの価値は？

デジタルネイティブ世代ほどの発想力を持てない、我々の価値とは何なのだろうか。

きっと我々は「ツナグ」世代なのだと思う。

昭和の終わりに生を受けた我々、ゆとり教育実施直前に学生生活を送った我々はシンジの父、ゲンドウ世代の考え方も理解はできる。

私見だが、作品の中でも、現実社会でも、ゲンドウ世代とシンジ世代の間には大きな無理解が横たわっているように感じる。

セカンド・インパクト前を知る最後の世代として、２つの世代のブリッジとなることが、我々の価値ではないだろうか。

そんなことを考えつつ、2015年の夏の終わりが始まる8月15日である。

しーゆー( ´ ▽ ` )ﾉ

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