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「嫌われる勇気」で、たった一つ納得できなかった疑問が氷解したこと 

      2016/09/26


嫌われる勇気

今更ながら「嫌われる勇気」とは?

本当に今更という感じになりましたね。
前回、このブログで取り上げたときより、さらに社会に浸透してきているんじゃないかと思います。

続編である「幸せになる勇気」も出ましたし、
著者の岸見一郎先生と古賀史健さんのメディア露出も増えていますし。

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とうことで、ご存知の方が多いと思いますが、ざっと説明します。

「嫌われる勇気」とは:世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラーの思想を紹介した本。 「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、 対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は現代の日本人にとって目から鱗の思想だった。結果、「嫌われる勇気」はミリオンセラーを突破。長年アドラーの思想を研究してきた岸見一郎先生も一躍時の人となった。
本書は哲学者と青年の対話によってアドラーの思想を解き明かしていくという近年の心理学書では類を見ない形式。しかし対話篇という形式の歴史は古く、その起源はギリシアのソクラテスやプラトンにまでさかのぼることができる。ただの概説書にはない、ドラマチックさもヒットの一因であることは間違いなく、現在は言語を超えて、韓国や台湾にも愛読者がいる。

と、まぁ、すごい本ですね。
ミリオンセラーって言っても、今って本売れなそうだし、ひと昔前のミリオンより、何倍も価値があるような気がしますね!

私自身も、この本からは多くを学びました。
あんまり、自己啓発本っぽい本に入れ込むのも抵抗がある方なんですが、
「トラウマはない」という教えは本当に響きました。

「できない」理由の多く(ほとんど全て)はある種の言い訳で、本当は「やりたくない」とか「できないままでいることで誰かに復讐したい」とか、
そんな「目的」のために自分で作り出したものであるとかね。

一見、厳しい教えのようですが、もしそれが本当だとしたら、過去に嫌なことがあったって、これから自分の力で人生変えていけるってことになるんですよね。
これは本当に勇気をもらいました。
この考え方を知らなかったら、本当にもっと早くへこたれて、転職できなかったかもしれないです。

過去記事はこちら

赤面症の女の子-たったひとつ腑に落ちなかったエピソード-

とうことで、本書は私にとって本当に大事な作品なのですが、たった一か所、納得できなかったところがあります。

ちょっと話がずれるのですが、以前の私なら、一か所でも納得できないところがあれば、本全体の主張を打ち捨てていたと思います。
あの時は、きっと「変わりたい」という「目的」が先にあってこの本を手に取ったんでしょうね。
だから、ひとつくらい矛盾を感じても読み通し、「アドラー心理学」という劇薬を飲み下したのだと思います。

さて、ここからが本題です。
腑に落ちなかったエピソードとは何なのでしょうか?

それは62ページからの「なぜ自分のことが嫌いなのか」という章にある「赤面症の女の子」のエピソードです。

哲人 彼女の悩みは赤面症でした。どうしてもこの赤面症を治したい、と言うので、わたしは聞きました。
「もしもその赤面症が治ったら、あなたは何がしたいですか?」すると彼女は、お付き合いしたい男性がいる、と教えてくれました。
赤面症が治った暁には、その後に告白してお付き合いをしたいのだ、と。
どうして彼女は赤面症になったのでしょうか、そしてなぜ治らないのでしょうか?
それは、彼女自身が「赤面症という症状を必要としている」からです。

彼女にとって、いちばん怖ろしく、避けたいことはなんだと思いますか?
もちろん、その彼に振られてしまうことです。失恋によって、「わたし」の存在や可能性をすべて否定されることです。
ところが、赤面症をもっているかぎり、彼女は「わたしが彼とお付き合いできないのは、この赤面症があるからだ」と考えることができます。
告白の勇気を振り絞らずに済むし、たとえ振られても自分を納得させることができる。
そして最終的には、「もし赤面症が治ったらわたしだって・・・」と可能性の中に生きることができるのです。

青年 ・・・それで結局、彼女はどうなりました?

哲人 友達を交えてその男性と遊びに行く機会があり、最終的には彼の方から付き合ってほしいと告白されたそうです。
赤面症がその後どうなったのか、わたしは知りません。ですが、おそらくもう必要としなくなったのでしょう。

青年 あくまでも、必要としなくなった、なのですね。

(すいません、そのまま引用すると長かったので、原文からずいぶん切ってます。
本当はもっと絶妙なところで青年の合いの手が入るので、ぜひ本文を読んでくださいね!)

正直、この部分だけは、「えーっ!!何それ??」と思いました(笑)

だって、この女の子は運が良かっただけで、自分からは何も変わってないじゃないですか?
って思ってしまったんです。

悩んでいる間に、彼の方から告白してくれて、もう自分にブレーキをかける必要がなくなったから、
赤面症も気にならなくなった、っていうことですよね。

この部分は、あくまでも生き方云々の話ではなく、「目的」が「症状」を生み出しているということが納得できればいいので、
話の流れ上なんの問題もないんですが、なんか釈然としなかったんです。
極端ですけど、
「やっぱり悩みというのは、自分ひとりでは解決できないんだ・・・好きな人に告白されるという最高なことが起こったから、
この子の赤面症は治ったんでしょ。じゃあ、もしその人に見向きもされない状態がずっと続いていたら、ずっと赤面症のままだったわけじゃん。
結局、運じゃん、つまり運命じゃん。
この子自身の、避けたいことがあるから言い訳を作り出すって性格は何にも変わってないじゃん。
避けたいことがなくなったから、言い訳もなくなっただけでしょ。
人生は自分で切り開けると思ったけど、せっかく頑張ってそう思おうとしてるのに、結局、誰かが助けてくれないと自分の殻は破れないんじゃない。
周りの人に恵まれた人だけが幸せになっていくんだ。
自分で考え方を変えたりして、どうにかいい方に変わる方法はないの?」
って思ってしまったんです、正直、この章を読んだときに!!
(本当にただただ他人の幸せが気にくわないだけとも思いますけど!)

岸見一郎先生のインタビュー

で、最近ね、宅ファイル便さんのインタビューに岸見一郎先生が答えていらっしゃったんですよ。
その中に、あの赤面症の女の子のエピソードも出てきていたんです。

抜粋します。

ある日、私に真顔でこんなことを言った中学生がいました。
「先生、私の赤面症を治してください」と。

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「赤面症が治ったら何がしたいのですか?」と聞くと、「男と付き合いたいんです」という答えが返ってきて、驚きました。彼女は年ごろのお嬢さんにしては派手なところはなく、どちらかというと地味な秀才タイプの女の子でしたから、率直なものの言い方に驚いたわけです。
私は彼女にこう説明しました。あなたは、「自分は赤面症だから男の人と付き合えない」と考えているかもしれないけれど、実はそうではない。付き合いたい人に告白して、フラれる怖さから逃れるために赤面症という言い訳を用いる、だから、あなたにとって赤面症は必要なのだから治そうと思わない方がいいよ、と。

最初、彼女は納得できない様子でしたが、その後、何度か話しているうち、性格がガラリと変わったようになりました。
「昨日、合コンに行ってきました」と教えてくれた日は話がはずんで、カラオケで歌をうたったことを楽しそうに報告してくれました。中には男の子から電話がかかってきて、「付き合ってください」と告白された友だちもいるようでした。

そして、「でも、私のところにはかかってきませんでした」と言って大声で笑いました。
赤面症は彼女にとって、「男と付き合えない」自分を受け入れるために必要な言い訳でした。だけど、そんなものは必要がなくなったのです。
彼女は、「男と付き合う」ことは、最優先すべき課題ではない、中学1年生の今は、男に縛られるより、もっと楽しいこと、やりたいことがたくさんあるということに気づいたのです。付き合いたいけれど、付き合えなかったときに必要だった赤面症は、男性と付き合う必要がないと思えるようになったとき、そもそも赤面症は必要なくなったのです。

(こちらも少しだけ切っています。全編素晴らしいインタビューなので、ぜひぜひ読んでいただきたいです!)

やっぱ、こっちのエピソードの方がよくないですか??

本の中のエピソードでは、「彼と付き合えたから赤面症が消えた」のですが、インタビューの中では「付き合えなかったけど赤面症は消えた」のです。
問題自体が消えてしまったから、問題に対して生み出されていた症状が消えたのが前者ですが、後者は問題から自分を守るために症状を生み出すという思考パターン自体が変わっているように思えます。

しかも、後者の女の子は本当に素晴らしいです。
一緒にカラオケに行った女友達には電話がかかってきて男子に告白されたのに、自分は告白されてない、なのに、
「でも、私のところにはかかってきませんでした」と言って大声で笑ったんですよ!!

私、中学生だったら、そんなふうに笑えるかなぁ・・・
「ああ、やっぱり、一緒に行った子より私はブサイクなんだ・・・やっぱりダメなんだ・・・」
って思って落ち込むと思いますww(めんどくさい)
逆に今の方が落ち込むかな、当時ならまだまだ次があるって思えるけど、今なら
「一緒に合コンに行ける友達もまた減っちゃった・・・なんで私だけ、まだひとりで頑張らないといけないの・・・」
って思うかもしれないwww(成長ゼロwww)
やっぱり私は相当に嫉妬深いですね、いつも言ってるけど。

インタビューの方の女の子は考え方が変わったんですね。
正直、合コン行って、一緒に行った友達だけモテて、自分には何もいいこと起こってない。
なのに、変わったんです。

それが読んでてなんか嬉しかったんです。
きっと、今まで行かなかった合コンに行ったり、カラオケで盛り上がったりしたことも、
彼女にとっては勇気を出して行ったことなんでしょうね。
彼女は誰かに引っ張り上げてもらったんじゃなくて、自分の力で変わったんですよね。

岸見先生には大変失礼な言い方かもしれませんが、ここまでエピソードの内容が変わるということは、
この話自体フィクションなのかもしれません。
でも、私は創作でもいいと思っています。読む人が納得できることが一番大切なのですから。

もしできることなら、本の方のエピソードもインタビューの方のエピソードに変えておいてほしいくらいです。
ネットで探しても、赤面症のエピソードに言及している人なんていなかったけど、女性にはけっこう納得できないエピソードなんじゃないでしょうか。
どうしても女性は受け身でいても、流れに乗って人生が変わっていくことが多いと思うんですよね、男性より。
むしろ、その流れに乗れていないことに劣等コンプレックスを感じている人も多いし(私だけかもしれませんが)
やっぱり、生物学的な年齢のタイムリミットもあって、「今できなかったら一生できない」っていう焦りも強いと思います。
男性なら、今流れに乗れなくても、後でやればいいやって思えることが、女性はそうはいかない、とか思ったり、思わされたり。

で、うまく言えないんだけど、
本当の世の中では、流れに乗った方がいいに決まってるし、男性に比べて女性の人生は運次第なのかもしれないけど、
せめて本の中でだけは、自分の人生は自分で決められるって思えた方が楽しいんじゃないかって思うんです。
「人生は運次第」っていうことは、まぁ男性でも女性でも多かれ少なかれ事実ですよ。
でも、絶対に運を引き寄せる方法があるかって言ったら、ハッキリした方法はないと思います。

だから、たとえ本当は思い込みであっても、人生は考え方とか、意志の力で変えれるって思っていた方が、
まだしも納得感の強い人生になるような気がします。

ああ、自分で書いていてずいぶんモヤモヤが晴れてきたような気がしますね。

しかも、内容がたまたま直近で書いた記事とリンクしている!

とにかく、「嫌われる勇気」やアドラー心理学は、私のようなタイプにはかなり響く本だと思いますので、ここまで有名になるとベストセラー過ぎて敬遠される方もいらっしゃると思いますが、ぜひご一読ください!
newday newstart

しーゆー♥

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